好きなものは言い続けた方が手に入る
って話をちらっとTwitterでしたんですけど、思えば昔からそうだったなーって思い出したのでその事を書きます。
今は就職して関東に住んでいるんですが、私は生まれも育ちも九州のド田舎で、男尊女卑が蔓延ってて、コミュニティが狭くまぁまぁ息苦しいところで育ちました。サマーウォーズみたいな親戚の集まりも毎年あります。ほぼあれです。
親との関係は良好ですが、母は私を愛するあまり、過干渉気味で、私はというと我が強く究極的にマイペースなのでそもそも誰かと暮らすのが向いてないなって1人暮らしを始めてから気づきました。1人暮らし楽すぎてホームシックになった事は一度もありません。
そんな親元を離れるきっかけとなったのが大学進学です。
親は私の趣味を否定するような事はなく、むしろ絵を描いたり、舞台を観に行ったり、歌ったり、踊ったり、好きな事をする私を応援してくれていたのですが、自分の目の届くところにいて欲しかったんだろうなぁと思います。
当時の私は、とにかく舞台が好きでバイトしてお金を貯めては、県外へ、時には本州まで舞台を観に行っていました。そしてそれを学校でもめちゃくちゃ喋ってました。好きだったから。あぁこれを仕事にできたらどんなに楽しいだろうと思いました。
ちなみにその当時のバイト時給は630円でした。低……。
舞台の事を学べる大学は県内にはもちろん九州内にもありませんでした。近くても関西まで行かないとありません。関西の大学に行きたいって親に相談した時、初めてやりたい事を否定されました。悲しかったけど、山田一郎みたいに親に頼らずひとりで生きると決めれるほどの覚悟はなく、時給も630円だし、未成年の私には親に従うしかありませんでした。世の中学費を自分で稼ぐ人たちもいるというのにそこまでの熱意もなく、ただの甘ったれでした。
でも三者面談の時に、担任の先生が私より熱烈に親を説得してくれました。マジでびっくりしました。先生が才能がある!勿体ない!と何度も親の前で言ってくれてそれでなんと、関西の大学を受験する許可が出ました……!やったー!受かりました!
これが人生の転機だったと思います。
就職の際もまぁ一悶着ありましたけど、結局もうずーっと舞台の仕事をしています。
夢物語〜完〜
先生が何で親を説得してくれたのかなって、あの時はちょっとわからなかったんですけど、多分、私が本気で舞台が好きってのを言いまくっていたのでそれが伝わってたんですよね。多分。あと親が信頼してた幼なじみも親を説得してくれた。なんなんだ、環境と人に恵まれているな……。
そういう経験をして来たので好きな気持ちや目標は内に秘めるよりどんどん言ったほうが良い方向に行く事が多いんじゃないかな〜と思ってます。応援してくれる誰かがいるかもしれないし。持論です。異論は認めます。
でもマジでBuster bros!!!が好きって言ってたらなんかお菓子のおまけのシールBuster bros!!!だったからあげますみたいなの、ないですか?私はめちゃくちゃあるし、私も人の推しはその人にあげよ〜って思うので、そういうの小規模でも大規模でもやっぱあると思うんですよね。
あ、あとじろさぶオンリー!
31カ月間毎月欠かさずひらブーのツイートをしてました。2年半です。東京開催のイベントには毎回出ました。新刊カードも沢山声掛けして集めました。2回目も開催して欲しいって言い続けました。これは私のおかげでオンリー開催したとかそういうおこがましい事が言いたい訳ではなく、言い続けたら叶ったよねの例です。
好きなもの好きって言って人に嫌われることもあるけど、それでもやっぱり好きなものは好きと言っていきたいな。その方が私は楽しいし、たまにびっくりするような転機も起きるので。
にゃんちゅう
写真は先日行った池袋西口にある神社です。
Buster Bros!!!の優勝を祈願してきました。
素敵な場所だったのでお裾分けします。
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